性犯罪について語ってみる・・・(´・ω・`)マジバナシ | +++vitamin color+++

性犯罪について語ってみる・・・(´・ω・`)マジバナシ

個人的にかなり許せません。性犯罪。

 奈良小一女児誘拐殺人事件がきっかけで、法務省は性犯罪対策として、性犯罪者の出所直後の居住地について警察庁に情報提供することが決まりました。
あたしはハッキリ言ってテレビや新聞のニュースは見たりしていないので、みなさんがどのように考えているのか正直知りませんが、何・・・今さら・・・?ってかんじです。

 ネットで色々ニュース等をざっと見ていたら、被害者側の話題が何一つ出てこなくて、もーションボリっすわぁ。あぁ、やっと見つけた。と思ったら、性犯罪被害の小学生945人、約300人増え過去最多 ・・・数字っすか。ヤレヤレ。

 実は私、俗に言う『いたずら』をされたことがあります。
ココを見ている人だけにでも、あたしの話で性犯罪を知ってもらえたらと思います。

 正直、ショックの為か記憶が曖昧だったのですが、最近になってだんだんと思い出してきました。
 小学校1年生の時に、女の子数人(5人位はいた気がする)で、おっきな駅前のスーパーの隣の公園の砂場で遊んでいました。砂場で、3人で山を作り、残りの私ともう1人の子で川を作ろうと言う事になりました。
 1人は溝を掘り、土手を作る。私はは水を流す。という役割分担をしました。
そのとき、スコップはあったのですがバケツを持ってませんでした。
「ぅーん・・・どうやってバケツなしで遠くにあるトイレから水を持ってこよう・・・。」7歳のあたしが考えたのは、手で水を運ぶ方法でした・・・。
もー何往復も1人でトイレ~砂場行ったり来たり。ハッキリ言って意味無いことを延々としていました。
 そこへ20代後半くらいの小太りのお兄さんがやってきました。(きっとずっと様子を伺っていたんだと思います。)
 「お兄ちゃんね、バケツ持ってるんだ。手伝ってあげよっか?」
と神の声・・・(に聞こえるんです。小さい時は。)
「わーぃ!ありがとう!!」
・・・と2人でトイレへ・・・。
 トイレに近付き、お兄さんが急に腕をぐっ!!と引っ張り、車椅子用の大きなトイレへ一気に連れ込みました。私は何が起きたのか理解できません。
 あたしが我に返って、大声を出そうと思ったときには、口はハンカチのような物をつっこまれていて声が出せず、逃げようとしても、手は手すりに縄のような物で縛り付けられていて、もう絶望で何も考えられなくなってしまっていました。
 言う事聞かないと殴られるし、言う事聞いても痛いわ気持ち悪いわで、気が強くてしっかり者といわれていた私でも、もう考える気力すら失う程でした。
「○○ちゃーん!!どこいっちゃったのぉ~?」と友達達の声がかすかに聞こえていました。しかし、自分のこの状況はいけないことをしてしまっていると思ったし、何よりも意識がブッ飛んでしまっていたので、その声にも反応できませんでした。
 ・・・気が付いたら、しっかり服をきて帰り道が一緒の子と手を繋いでボーッとしながら家に帰っていました。

 家に何ごとも無かったかのように5時に帰宅し、すぐ1人でお風呂場へ行きました。
1人で泣きながら何度も体中洗いました。

 犯罪を犯されたのに小さなあたしは、こう思いました。
いけない事をしたんだから、誰にも知られてはいけない。
・・・だから、少し前まで思い出せなかったんですね。
きっと親にも話して無いと思います。(後で、病院に行きましたが親には『パンツの中に砂がはいった』と説明したと思います。)
・・・自分の中にしまいこんでしまっていたのです。

・・・こんな子供はどれだけいるのでしょう。

『知らない人について行ってはいけない。どこかへ連れて行かれてしまうから。』とか、『連れて行かれそうになったら、大声を出せ。』
・・・こんな説明では、ハッキリ言ってダメです。
連れてかれて、どうなってしまうのか。もしそうなった場合は、おまわりさんに捕まえてもらう。この事を子供がどれだけ知っているのでしょう。

 性犯罪者になってしまう人がもちろん一番悪いのですが、『いたずら』という簡単な表現で片付けてきた大人達にも責任はあると思います。

 少し長くなってしまいましたが、奈良小一女児誘拐殺人事件をきっかけに少しでも性犯罪が減ってほしいと願っています。